foobar2000での、VST系イコライザ使用断念

  1. 2010/05/30(日) 20:45:16|
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foobar2000で、以下のVST系イコライザを試用した。

★ KarmaFX Equalizer
★ Electri-Q (posihfopit edition)
★ LinearPhaseGraphicEQ2
★ TDAe EQ2032
★ EQ31
★ EQ18

foobar2000の好きなところを残して、物足りない点を補強したかったのだが、どれを使っても、残したい部分がつぶされてしまう。
イコライザを通さない音と比較の上、さしあたって、foobar2000でのイコライザ補正を断念した。

もう少し具体的に。個人的に、foobar2000は、音の抜けの良さが気に入っている。特に、きらめくような高音域は、ちょっとやり過ぎというか、癖を感じるけれど、foobar2000らしさの一端と考えている。

イコライザを通すと、程度の差はあるけれど、この高音域がくすんで、音の抜けが劣化してしまう。例外はElectri-Q (posihfopit edition)で、音の抜けはかろうじてキープされる。ただし、このイコライザは全体に音が薄いというか、上ずった感じに鳴る。

高音域がくすんでしまうと、そもそもfoobar2000で再生する必要性を見失ってしまう。だったら、物足りないところを我慢して、鮮度の高いデフォルトの音で聴くほうを選ぶ。

* * *


デフォルトの音をどこかしら気に入っているプレーヤーでは、イコライザ補正は難しいのかもしれない。聴くだけなので、機能を求めないかわりに、ちょっとしたニュアンスの変化に引っかかってしまう。

一方、わたしにとってのWinampのような、デフォルトの音に思い入れのないプレーヤーなら、イコライザによる音作りを楽しめる。特に、バンド数が30を超えて、かつ0.1〜0.2dBの細かさで指定できるような高機能イコライザは楽しい。その可能性は想像以上だ。
しばらくは、ひまつぶしに、Winampの音を変身させてみようかと考えている。

上に挙げたイコライザのうち、Electri-Q (posihfopit edition)にはWinamp用プラグインが用意されている。しょっぱなに、このイコライザを試している。

イコライザを通すことの副作用

  1. 2010/05/29(土) 17:15:13|
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先日の記事の通り、VSTプラグインのイコライザを導入。

foobar2000に限らず、たいていのプレーヤーに組み込まれたイコライザでは50Hzより低い音域を調整できない。VSTプラグインのイコライザで、25Hzとか32Hzのつまみを調節すると、音の表情は変化する。標準装備のイコライザでは得られなかった変化。これで調整すれば、立体感とか、音が前に出てくるようなリアリティも再現できそう。高精度イコライザのありがたみを実感。

しかし、しばらく聴くうちに、イコライザ固有の音の癖が気になり始めた。
イコライジングをしたりエフェクトをかけると、計算処理が行われる。桁あふれなどによる劣化は避けられない。イコライザの場合、さらにつまみの前後の周波数を自動補正するだろうから、イコライザの個性が出やすいのかもしれない。

いくつかの音楽再生プレーヤーでは、サンプリング周波数やビット深度を変更するだけで、音への影響が認められた。イコライザによる加工ははるかに大がかりだから、ソフトの癖を感じるのは、当然に想定していた。
しかし、現実に直面してみると邪魔臭い。イコライザの音に癖があるなら、比較検討しなければならない。

ちなみに、VSTプラグインへのユーザー評は、ネット上にたくさんあるが、当然のことながら音楽制作側の視点(操作性とか効果など)による評ばかり。自分で確かめるしか無さそう。

VSTプラグインを導入

  1. 2010/05/28(金) 15:51:38|
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foobar2000の標準装備のイコライザをいじっていたが、限界を感じてVSTプラグインを導入。

foobar2000の標準装備のイコライザは18バンドで設定の単位は1dBずつ。18バンドというのは、わたしのような初心者にはほどよい難しさなのだけど、1dBずつというのは耐えられない。
調整の初期段階では、まず全体の構図(このあたりを上げて、このあたりを抑えようみたいな)を決めたいので、1dB刻みはちょうどよいくらいなのだけど、仕上げの段階になると、大まかに感じられる。

さいわいfoobar2000v.0.9.4.5は、コンポーネントを追加することでVSTプラグインを利用できる。VSTプラグインは音楽制作用なので、機能面・品質面とも期待できそう。

* * *


さっそくVSTプラグインを探し始めたが、フリーのイコライザだけでも選択に困るほどある。とりあえず、32バンドあって0.4〜0.5dBの刻みで設定できるTDAe EQ2032というのを採用。設定を保存できないようなのは残念だけど、スペックは手ごろと感じられた。

こちらの心配をよそにスムーズに稼動。foobar2000の標準装備イコライザの設定をTDAe EQ2032に移植し、その後微調整。明日になったら粗を感じるかもしれないけれど、さしあたって標準装備イコライザへの不満は解消された。

個々の周波数ごとには、違いを聞き分けられないくらいの小変更にとどめ、音響全体としてのニュアンスを変化させるような(低音域の見通しが良くなったとか、ボーカルに艶が加わったとか・・・)調整をしたい。
もしかしたら、0.4〜0.5dB刻みが物足りなくなるかも。

イコライザの調整

  1. 2010/05/27(木) 17:03:13|
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このところ、趣味の時間をイコライザの調整に費やしている。

以前オーディオを趣味としていた頃に、さほど高価ではないイコライザ(アナログ)を使ったことがあるが、セットに組み込んだ時点で音の劣化を感じて、すぐに処分した。

音楽再生ソフトのイコライザはデジタル処理だけど、音源データを加工する以上、劣化のリスクはある。しかし、イコライザをONにするだけで眉をひそめてしまうほどではない。上手に調整できれば、相殺できるレベルの劣化にとどまりそうだ。思ったより良くできている。

イコライザの使用をためらってきたのは、むしろマシン負荷が理由。Penrium?800MHzのWindows2000という旧式マシン。出力をASIO4Allにしてイコライザを使うと、比較的動作が軽いとされるfoobar2000ですらブチブチ・ノイズを発生させるし、MediaMonkeyに至ってはシステムダウン。
しかし、出力をKernel Streamingにすると、ASIO4Allと同等の音質を保ったままで、イコライザを使えることが分かり、先日解決。

* * *


イコライザの使用法は、大きく2つに分けられそう。
1つ目は、ジャンルごとに最適化する使い方。たとえば、ポップス用とクラシック用の2つを設定する、というような。
2つ目は、ジャンルに関係なく、好みとか自然に感じられる方向に軌道修正する使い方。
わたしの場合は後者。

イコライザ調整してみてあらためて感じるのは、今とっかえひっかえしている各音楽再生ソフトのオリジナルの音は、多少癖っぽく聴こえても、それなりにバランス良くチューニングされているらしいこと。だから、大きくバランスを変えると、音源との相性はシビアになりがち。よって、音楽再生ソフトの持ち味を活かしつつ、好みの方向に(わたしの中では、より自然と感じられる方向に)軌道修正している。+−2dB以内の攻防になることが多い。

* * *


イコライザは便利だが万能ではないし、使いこなすにはある程度の習熟が必要。敷居はけっこう高い。

バンド数が少なかったり(1桁とか)設定単位が粗いと(1dBとか)、調整は楽に進むけれど、できることは限られる。
今のところ18バンドよりバンド数の多いイコライザを使っていないので、想像の域を出ないけれど、高精度なイコライザであっても、たとえばSoundplayer Lilithからfoobar2000そっくりの音を出すというようなことは、できないか、できるとしても設定者のセンスと経験が不可欠と思われる。

男声、女声、楽器毎に基音の周波数の幅は決まっているから、その数値を目安にできるけれど、自然の音は倍音(整数倍の周波数を持つ音の成分)を伴っていて、これが音色に大きく影響するから、イコライザの操作はしばしば想定外の結果を引き起こす。
1kHzの設定を変更するとこんな感じに変化する、というようなイメージが出来上がらないと、設定を追い込むのは難しい。

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ボーカルを中心に音を調整し一応の満足を得たつもりが、翌日聴きなおしてみると楽器音が不自然に聴こえて再調整する、というようなことはよくある。
調整中は、意識がだんだんディテールに向かって、細かな違いを敏感に察知できるかわりに、音の全体像を見失うことが多い。

また、違いを聞き分けられることと、どちらが好ましいかを判断できることは別。後者は、自分の好む音をどこまで客観的に把握できているかの問題。把握できていればエライ、というものではないけれど、把握できていないと自分が右往左往してしまう。

などとえらそうに書いているけれど、イコライザ遊びは、わたしにとって勉強になっている。人間の聴力のいい加減さ(融通無碍ともいえる)を実感したり、解像度がイコライザ調整でどうとでもできるあいまいな基準であることを思い知らされたり。

foobar2000のイコライザー調整

  1. 2010/05/25(火) 15:52:01|
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音楽再生ソフトをとっかえひっかえしてみたが、未調整の状態で好みの音を出してくれる音楽再生ソフトはなかった。そこで、イコライザーによる調整を始めている。

今音楽再生用に使っているのはWindows2000が動く旧式パソコンで、ソフトによってはイコライザーを使うと、プチプチ言いはじめる。バッファサイズなどの変更で解消できることもあるしできないこともある。

foobar2000 + ASIOでイコライザーをONにすると、バッファサイズを最大にしてもプチプチ・ノイズから逃れられなかった。なので、foobar2000を除外するしかないと考えていたところ、Kernel Streaming(カーネルストリーミング)で出力すると、イコライザー調整可能なことに気がついた。

わたしの認識ではASIO4AllとKernel Streamingの処理の仕組みは同じ。細かく言うと、ASIO4Allにはリサンプリング機能があるけれど、Kernel Streamingにはない。ただしあってもOFFにする。また、foobar2000は、ASIO4Allには32bitで出力し、Kernel Streamingでは16bitで出力するようだ(不確か情報)。16bitはいまどき心もとない数値かもしれないが、わたしの場合、音源もハードの出力も16bitなので、問題ないというより16bitを原則としている。

Kernel Streamingは16bit固定でリサンプリング機能がなく、とにかくシンプル。そのぶんマシン負荷は軽くなるようだ。
ちなみに、Kernel Streamingなら、イコライザーONにしても、バッファサイズ最低値でストレス無く動作する。

両者を聴き比べたところ、音の鮮度は優劣付けがたいものの、Kernel Streamingの音はスムーズすぎて、凹凸が乏しく感じられて、いまひとつ楽しめなかった。そこでASIO4Allを選んでいた。
しかし、イコライザーで調整するとなれば、事情は変わってくる。気に入らない部分を変えればいいのだし、その素材としてKernel Streamingの音は悪くは無い。

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foobar2000は半年以上使っていて、分解能と音響全体のまとまりの良さが両立されていることに魅力を感じていたけれど、音に癖を感じていた。
言葉で表現できる範囲で言うと、中音域が薄めで、すっきりと見通しが良くなるかわりに、厚みとかボリューム感を感じにくい。そして、高音域に独特の艶がある。
まあ、これはわたし独自の“フラット感”が基準なので、わたし以外の人には意味をなさないだろうけれど。

foobar2000のイコライザーは18バンドとなかなかきめが細かい。ただし、設定単位は1dB毎。
残念ながら、わたしが感じるところの高音域の艶を解消するには至らなかったが、ボリューム感はいい感じに。ボリューム感というより、音全体にふくよかさが加わって、特にクラシック音楽は雰囲気のある音になった。foobar2000の低音域には柔らか味があるようだ。

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以上はv0.9.4.5のこと。念のためにv0.8.3でも試してみたが、わたしの試みた範囲では、音の基本の部分で、v0.9.4.5との溝を確認することになった。チューニングの差というより、クォリティの差と感じられる。
このぶんだと、最新バージョンはさらにいい音なのかもしれない。しかし、それを使うには、パソコンを取り替えかければならない。

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